70年の想い、次へ。

これまでの4,400名の里見奨学生、里見賞受賞者の更なる活躍を期待し、これからも、篤い思いで学び行動する若者を支援します。
昭和31年4月、日本パーカライジング㈱の創業者の一人である里見雄二が故郷の大分県竹田市に里見奨学会を設立して今年で70年。
同氏の母校である大分県立竹田高校の卒業生への奨学金給付から始まった事業も、現在では全国的な奨学金事業と研究支援事業へと広がり、これまで東京大学等指定大学の奨学生や研究支援事業での里見賞受賞者を含めて約4,400名の若者たちを支援してきました。
奨学金は理工系学生を主な対象に返済義務のない給付として実施していますが、これは返済に代えて社会に還元してほしいという創立者の強い想いからです。
これまでの全ての里見奨学生と里見賞受賞者がその想いに応え、更に飛躍されることを期待します。
当会は70周年を機に、全国の国立高専専攻科卒業生等理工系学生への奨学金拡充と、研究助成事業を新たに開始し、“次”へと進みます。

理事長 里見多一


1. 70年間の事業概要

①奨学金給付事業(理工系学生を主な対象とする給付型奨学金)

昭和31年:大分県立竹田高校(創立者里見雄二の母校)卒業の大学生へ給付開始
昭和37年:大分県奨学会推薦の大分県内高校卒業の大学生へ給付開始
昭和41年:東京大学工学部(創立者里見雄二の母校)の大学奨学生採用開始
平成15年:指定校制度を採用し事業を拡大

令和7年度の指定大学
東京大学、明治大学、東京理科大学、早稲田大学、東京科学大学、慶應義塾大学、関東学院大学

令和7年度の実績(奨学生数及び月額奨学金)
高校奨学生: 29名、月額 3万5千円
大学奨学生:109名、月額 6万円
修士奨学生:72名、月額 8万円
博士奨学生: 10名、月額15万円
220名、総支給額約1億7千万円

70年間の採用奨学生 総数3,663名、支給総額約23億6千万円

②研究支援事業

昭和51年:研究成果表彰開始(表面に関する研究で高い成果をあげた研究者を表彰)
      計64名へ里見賞授与(49年間)
平成31年:研究提案表彰開始(若手研究者の萌芽的研究提案を表彰)
      計93名へ里見賞授与(7年間)

③奨学助成事業

昭和31年:大分県竹田市の中学、高校の優秀な卒業生を表彰
     計593名へ里見賞授与(70年間)
昭和46年:図書購入費助成(創立者の故郷である大分県竹田市に所在する小中高校に助成)
     計7,220万円(55年間)

⇒①~③ 70年間の累計事業費約26億円


2. 70周年記念新規事業

創立70周年を記念して理工系学生への奨学金拡充を実施すると共に研究助成事業を新たに開始します。

①奨学金事業、指定校追加

追加指定校:51国立高等専門学校専攻科を卒業後大学院への進学者、室蘭工業大学、名古屋工業大学、大阪工業大学、九州工業大学の大学院生
*奨学生の半数を女子学生優先枠とします

②研究助成事業

研究成果表彰、研究提案表彰に加え新たに研究助成事業を開始する
助成対象:表面に関する研究<トピックス参照>